LINE公式アカウントの運用の成功の鍵は、他でもなく「友達をいかに増やせるか」というところになってきます。
「そもそもどうやって友達を増やしたらいいか、全くわからない!」という方は、友達集めの基本をこちらの記事で解説していますので、まずこちらを読んでもらうことをお勧めします。
この記事では「色々試してみたけどなかなか友達が増えない・・」といった方のために、LINE公式の広告宣伝ツール「友達追加広告」の使い方を解説していきたいと思います。
最後まで読んでいただければすぐにでも「友達追加広告」を利用いただけると思いますので、どうぞゆっくりとご覧ください!
友達追加広告とは?
そもそも友達追加広告とは何なのか、あなたはご存知でしたか?
友達追加広告は、LINEのアプリ内に友達を獲得するための広告を表示させることができる機能です。費用さえ払えば、LINEを利用しているユーザーへあなたのアカウントを宣伝する広告が表示されるようになるので、あなたが色々と宣伝活動をする必要はなくなります。
しかも、実際に獲得できた友達の数に合わせて費用が発生するため、「お金をかけたのに1人も友達が増えなかった」なんていう最悪の状況も避けられます。
このように非常な便利な機能ですので、ぜひ活用して欲しいのですが1点注意点があります。
LINE公式アカウントの友達追加広告を利用するには「認証済みアカウント」である必要があります。申請は簡単に誰でも行うことができますが、LINE社独自の審査があります。滅多にないことだとは思いますが、LINE公式アカウントの利用規約に反するようなアカウントは、認証済み申請をしてしまうと逆にアカウントが停止される可能性もありますので、申請の際には念の為利用規約を確認するようにしましょう。
無事に認証済みアカウントを取得できたら、早速友達追加広告を活用していきましょう♪
友達追加広告の使い方
広告を出す際、設定できる項目は以下の3つです。
- ターゲット
- 予算
- クリエイティブ
ターゲット
まず、「誰に広告を配信するのか」を設定します。
具体的には、年齢・性別・居住地は当たり前で、興味・関心を持っているカテゴリまで詳細に設定できます。
例えば、東京都新宿区でネイルサロンを経営している方が、この友達追加広告を利用するとします。この場合広告が「大阪に住む男性」などに表示されてもまず効果はありません。ですので、このターゲット設定は慎重に行う必要があります。
地域の選択については、都道府県や市区町村を指定するパターンだけでなく、指定した位置からの範囲を設定することができます。例えば東京都新宿区から、半径10kmみたいな感じで、お店の周辺地域に絞るといったこともできます。
ただ、あまりターゲットを詳細に絞りすぎるのもお勧めできません。実は極端にターゲット設定を狭くしてしまうと、友達追加単価が高くなってしまうシステムになっています。絞れば絞るほど広告の効果は期待できますが、予算が膨れ上がってしまう可能性もありますので注意するようにしてください。
予算
次に予算を設定します。
1日あたりの予算は、最低で2,000円〜最大で5万円まで設定できます。また、月単位であれば月20万円まで予算をかけることもできます。
詳細の予算を手動で設定することもできます。合計の予算が1万円〜20万円まで設定できますので、ご自分の予算状況とよく照らし合わせて設定するようにしましょう。
例えば総予算を1万円、1日の予算を2,000円に設定すると、約5日間広告が表示されるようになるという感じですね。
ターゲットと予算を設定すると、1日の推定パフォーマンスというものが参照できます。例えば、「1日4600人〜1万4000人に広告が表示され、友達追加が7人〜23人」のように、設定したターゲットと予算の組み合わせで期待できる効果予測を確認することができます。
これを参考に友達1人獲得あたりの広告単価を計算しましょう。今回の例えの場合ですと、1人あたりの友達追加単価が最低で87円〜最大で286円というような形で推測することができますね。あくまで平均値ですが、この友達追加単価は150円程度が理想的かなと思われますので、単価が大きくなりすぎないよう必ず確認するようにしてください。
ただ、この友達追加単価はあくまで結果によって変動してしまうものでもありますので、予め上限額を設定することも可能です。例えば、単価が300円を超えるような場合は友達追加されない、といったような設定をすることができるのですが、これはあまりお勧めしていません。せっかく興味を持ってくれたユーザーがいたとしても、単価上限に引っかかるということで逃してしまうというのは非常にもったい無いので、ターゲットと予算設定のところで予想単価上限が予算を超えないよう調整することをお勧めします。
クリエイティブ
最後に、実際の広告の表示内容をカスタマイズすることができます。
広告そのものの形、サイズ、タイトル等の内容を設定できます。これについてはLINEアプリ内でどのような形で広告を表示したいか、具体的にイメージしながら設定していきましょう。
例えばLINEアプリ内で広告が表示されるのは、このようにトーク画面の上部だったり、タイムライン上にデカデカと表示されたりと色々あります。「多くのユーザーが必ず目にする」ということを意識すると、トーク画面の上部に表示されるのが最も効果的なのではないかと思います。
そうなると広告のサイズは小さいものになりますので、タイトルと画像のみの表示になります。ですのでタイトルは、短いながらも思わず惹きつけられてしまうような文言になるよう工夫しましょう。
以上の3つを設定できたら、最後に改めて内容を確認します。特にターゲットと予算については何度も確認してください。問題なければ出稿審査の申請をおこないます。審査の期間は早ければ1日2日ですぐに承認されます。申請が通れば、設定した内容で広告出稿が始まりますので、あとはいい結果が出るよう祈るだけ、という流れになります♪
まとめ
今回は友達追加広告の紹介として、簡単に使い方を解説していきました。
クリエイティブの設定については、人によって設定の内容が様々だと思いますので、あまり具体的な部分まではご紹介していません。実際に設定を進めていってもらえると、LINE社がクリエイティブ設定について詳細に解説してくれているページもありますので、安心して利用してもらえればと思います。
ここまで具体的にターゲットを絞って、予算まで詳細に設定した状態で広告が打てるというのは、非常に珍しく価値あるサービスです。アフィリエイト広告に出稿したり、チラシや新聞折込などの広告方法を検討していた方は、まずこの友達追加広告を利用してもらえればと思います。
本当に友達が増やせるのかな?と疑問に思う方は、予算をできる限り低く設定した上で、実際どのくらい効果があるのか検証してみてもいいかなと思います。認証済みアカウントであれば、広告を利用するハードルは非常に低いので、ぜひチャレンジしてみてください!